眼科は、目と目の周囲に関する病気を全般的にみる診療科で、乳幼児からご高齢の方まで幅広く診療します。情報の視覚化が進む現代では、“ものをしっかり見る”ことは、日常生活においてきわめて重要です。一方、パソコンやスマートフォンの急速な普及に伴い、目に対するストレスも非常に大きくなっています。
診療内容
診療内容
眼科は、目と目の周囲に関する病気を全般的にみる診療科で、乳幼児からご高齢の方まで幅広く診療します。情報の視覚化が進む現代では、“ものをしっかり見る”ことは、日常生活においてきわめて重要です。一方、パソコンやスマートフォンの急速な普及に伴い、目に対するストレスも非常に大きくなっています。
積極的に最新の高度な眼内レンズを使用します。これまでの白内障手術では、単焦点の眼内レンズを使用するため老眼症状が問題でした。しかし、近年高度な2焦点の眼内レンズを使用できるようになり、老眼症状を軽減できるようになってきました。
原発開放隅角緑内障の治療は当院でも目薬をによる治療を基本にしております。緑内障の目薬の効果は人によって異なるうえに、目薬の作用機序も多様なため、様々な組み合わせがあり、なかなか良い目薬の組み合わせを見つけることが難しいのですが、これまで経験を加味して、できる限り最適な目薬の組み合わせとなるようにいたします。
目は光学的なパーツで構成されています。前方にある角膜と水晶体はレンズの役割を果たし、後方にある光を感知する神経の膜(網膜)に焦点を合わせることで、ものが見えます。この焦点が網膜の前方にずれた目を近視眼といい、後方にずれた目を遠視眼と呼びます。どちらも焦点が網膜に合わなくなるため、像がぼけて見えるようになります。
糖尿病の診断を受けたら、必ず半年に一度以上の頻度で眼科検診を受けていただくようお願いします。初期では、食事や運動などによる血糖コントロールで糖尿病網膜症の悪化を抑えることも可能ですが、病状が悪化してしまった場合は、レーザーによる網膜光凝固術で新生血管の発生を抑制することが必要です。適切な時期に網膜光凝固をうけると、糖尿病網膜症の悪化を止めて、失明を防ぐことが出来ます。しかし、糖尿病網膜症はかなり進行するまで視力が悪化するなどの自覚症状がないという特徴があります。
白内障手術時に眼内レンズを固定するために残した水晶体の袋の部分に濁りが生じて後発白内障になると、かすみがでて視力が低下してしまいます。後発白内障は白内障手術後の3割程度の方に出る病気です。